医療脱毛を受けて変身した同級生

かなり昔のこと。

私がまだ高校生だった頃の思い出であるが、クラスにくせ毛の優秀な女の子がいた。
私はあまり勉強も運動もできる方ではなかったのだが、彼女は何にもしっかりと向き合う真面目な子であった。

思春期になると、体育の時間は煩わしくなる。

特にプールの時間はそのように感じたのだが、今でも同じであろうか。



なんだかんだと理由を付けてずる休みする子もいる中、彼女はいつも真剣だった。

ある日のこと、他の女の子たちがくすくす笑っている。



理由を聞けば、あの真面目な子の水着からムダ毛が見えていたと言う。


私にとってはどうでも良い事なのだが、女とは怖いなと正直その時思った。

ずる休みしている人間が、まじめな人を悪く言う資格など無い。あれから十年も経ち、彼女と久しぶりに再会すると随分雰囲気が違う。



医療脱毛を受けて綺麗な肌になり、非常にお洒落になっていた。
細く長い脚はつるつるしていることもあり、とても魅力的である。

もともと目の色が茶色っぽかったこともあって、まるで外国人の様に見える。

医療脱毛をなぜしようと思ったのかふと訊いて見たくなったのだが、野暮な質問だとすぐに理解した。

いずれにしても、目の前にはあの頃とは全然違う姿がある。彼女の口から、医療脱毛を勧められるような言葉は出なかったのだが、あの姿を見ているだけで十分良さが伝わってきたようだった。彼女は今、公務員として世の為人の為に働いている。


彼女なら、きっと人の痛みが分かる良い公務員になっていることだろう。